晴れの日を迎えるにあたって、「何を着ればいいのか」「和装は初めてで心配」というお声を多く耳にします。とくに新郎新婦のお母様は、最も格式の高い装いである黒留袖を着用されることが一般的です。
留袖は見た目の美しさはもちろん、所作や立ち居振る舞いにも影響する衣装です。そのため、「どんな下着を着ればいいの?」というご質問は非常に重要なポイントになります。留袖を着る際の下着の選び方をご案内いたします。
和装に合う下着とは?普段のインナーとは大きく違います
和装は、洋服と違って「体のラインを出さない」着こなしが基本です。お洋服のようにメリハリのあるボディラインを強調するのではなく、できるだけ凹凸の少ない、なだらかなシルエットを作ることが美しさの鍵となります。
そのため、和装を着る際には専用のインナー、いわゆる”和装下着(肌襦袢・裾除け)”を身につけるのが一般的です。これらは通気性・吸湿性に優れた素材でできており、長時間の着用でも快適に過ごせるよう工夫されています。
ブラジャーは基本的に「外す」ことをおすすめします
「普段ブラジャーをつけているから、和装のときもそのままでいいかしら?」とご心配の方も多いでしょう。しかし、和装ではワイヤー入りのブラジャーは避けるのが基本です。
その理由は主に3つあります:
- ワイヤーが胸元に当たり、帯や長襦袢がきれいに決まらない
- 着付け中に圧迫感を感じやすく、苦しくなる原因になる
- 着崩れしやすくなり、動きにくくなる
とはいえ、年齢を重ねると「ブラを外すのは落ち着かない」「サポートが欲しい」というお気持ちもあると思います。そこでイッカでは、襟元の開いたタンクトップ型インナーや、ノンワイヤーのスポーツブラの着用をおすすめしています。
これらの下着は胸元に厚みが出にくく、和装の邪魔になりません。吸湿性やストレッチ性に優れているものも多く、長時間の着用でも快適に過ごせます。
下着の準備で当日の快適さと美しさが変わる
「下着なんて見えないから、なんでもいい」と思われる方もいらっしゃいますが、実は下着選びで当日の着姿や快適さが大きく左右されます。
- 背中に段差が出ない
- 胸元がスッキリ収まる
- 着崩れがしにくい
- 苦しさを感じにくい
こうしたポイントは、すべて適切な下着の選び方によって変わってくるのです。
最後に|お母様にふさわしい留袖姿を、安心のサポートで
イッカでは、レンタルの際に必要な小物一式(肌着・裾除け含む)をすべてご用意しております。また、事前のご相談にも丁寧に対応いたしますので、初めて留袖を着られる方もどうぞ安心してご利用ください。
「何を着たらいいかわからない」「下着や小物の準備が不安」という方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。お母様の大切な一日を、心から応援いたします。
